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アストロズの戦犯は誰?ナショナルズワールドシリーズ優勝【2019MLB】

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MLBワールドシリーズ2019のアストロズvsナショナルズ第7戦が行われ、終盤までリードを許していたナショナルズが敵地ヒューストンで逆転勝利し球団史上初のワールドシリーズ制覇を達成しました。松井秀喜も手にしたWSMVPには2戦目と6戦目で先発し2勝をあげたストラスバーグが輝きました。

ストラスバーグは2009年度のドラフト1位ですね。その年はあのトラウトもプロ入りしています。選手としては抜かれましたがトラウトは超大型契約でエンゼルスに残るのでWS優勝は当面縁がないでしょう。

絶対的有利と言われていたアストロズの戦犯は果たして誰なのでしょうか。

↑ 公式ハイライト動画。外弁慶シリーズと呼ばれたこのシリーズはホームで全て負けてビジターで全て勝利という史上初の珍事だったようです。ちょっとファン泣かせでしたね。

どちらかというとアストロズを応援してましたが、ナショナルズのフェルナンド・ロドニーという中継ぎ投手が42歳にして初のリングを手にしたのは感動的でした。ジマーマン、シャーザー、ストラスバーグも泣いていてこちらもこみ上げるものがありました。おめでとうございます。

一方アストロズはグレインキーが試合中からナショナルズ選手とは違う理由で涙ぐんでいるように見えました。好投していただけに無念でしょう。バーランダーやアルトゥーベなど他の中心選手は2017年度に一度優勝していますがグレインキーがまだその経験がありません。ここまで勝ち上がるまでに気が遠くなるような苦労があるはずなのでグレインキーにも感情移入してしまいました。(アメリカンアスリートらしからぬ弱気な性格なので日本人好みなのかもしれません。)

あとはコールもまだリングを持っていないですね。今オフのFA移籍に影響あるかもしれません。

試合中の感情グラフみたいなのが公開されてました。ケンドリックの2ランホームランまではアストロズファン至福の時間でした。それ以降はナショナルズファンがカタルシスを爆発させています。

 

戦犯は誰?

やはりバーランダーとヒンチ監督に批判が集まっています。

個人的には好投していたグレインキーを7回で下げてしまったヒンチ監督の采配には首をかしげてしまいました。2017年には優勝していますし近年強豪となったアストロズに貢献している監督ですが7戦目に限っていえば継投が全て裏目に出ていました。BSの解説でもナショナルズはグレインキーを下げられて助かったと感じているはずと岩村明憲さんか今中慎二さんだかが言ってました。

ヒンチ監督はレギュラーシーズンのルーティーンを守りすぎた気がします。グレインキーを引っ張るなりブルペンで準備していたコールに継投するなり有効な選択肢は他にもありました。無論結果論ではありますが、ヒンチ監督の采配は先手をとるタイプだけに批判が集まるのは必然です。

バーランダーも言われても仕方ないですかね。

今季はノーヒットノーランも達成しました。キャリアハイ並の成績ですがサイヤング賞はチームメイトのコールがやや優勢と言われています。

バーランダーはポストシーズンの通算防御率はレギュラーシーズン通算と同等なので、決して大舞台に弱いとは思わないですが、確かにワールドシリーズでは異常な弱さです。7戦して今だ勝ち星なし、2019年度のWSは防御率6という体たらくでした。年俸は30億円以上なのでこれも批判は仕方ないですかね。嫁さんも美人なので嫉妬もあるかもしれません。

アストロズファンは試合途中からダルビッシュを出せとSNSで叫んでいたようです。2017年はダルビッシュが2戦とも大炎上してアストロズのWS制覇に貢献しました。ダルビッシュもワールドシリーズは防御率20以上という酷い成績を残しています。今季後半確変していたのでリベンジしてもらいたいです。

あとは以下のようなデータもあるそうです。

Astros are 0-55 this season when trailing after 8 innings:
0-48 in regular season
0-7 in playoffs

8回までにリードされていた試合は全敗とのこと。終盤の弱さはリリーフ陣の層の薄さとあとはチーム全体のメンタルも関係あるのかもしれません。

 

ナショナルズの真のMVP

地元ファンたちは前年まで所属していたスーパースターハーパーが抜けたことが優勝に繋がったと皮肉を言っているようです。

ハーパーはナイスガイですし個人的には優勝を経験して欲しいですね。確かに年俸ほどの実力はないですが、人気者なので試合の外でもチームに貢献できます。ナショナルズもハーパーがくるまでは今より更に地味な球団だったのでハーパーを過剰にバカにするのはどうかと思ってしまいます。

まあハーパーも13年3億3000万ドルで年俸30億円を10年以上貰い続けることができるので我々に批判されても痛くもかゆくもないでしょう。

ちなみにワールドシリーズ優勝チームのリリーフ陣の防御率順位がこちら。

2019 ナショナルズ 30位
2018 レッドソックス 9位
2017 アストロズ 17位
2016 カブス 8位
2015 ロイヤルズ 2位
2014 ジャイアンツ 5位
2013 レッドソックス 21位
2012 ジャイアンツ 15位
2011 カージナルス 17位
2010 ジャイアンツ 2位

ナショナルズはこれで後半戦に強いのは打線が強いんでしょうね。逆に言うとこのリリーフ陣を打ち崩せなかったアストロズ打線は残念でした。

 

ナショナルズの人気は

比較的地味な球団ですが日本になじみの深いお二人が応援しています。

バスケットの八村塁選手とアメリカ大統領のドナルドトランプ。八村塁はワシントン・ウィザーズに入団したのでその縁です。さすが賢いですね地元民とどう向き合うべきかもう理解しています。トランプは中継中なんどか映っていましたがあまり試合を見ていなかった気がします。

アストロズファンの反応は

このチーム、理詰めになりすぎてる
時代の最先端を行ってるのはいいが、BOSやWASみたいな捨て身の相手には押しきられてる印象

アストロズの一番弱いところがブルペンでそこを一時的に強化する
という考え方ができなくて、RSどおりに継投してしまった結果だと
思うけどね自分は最初からグリンキーの出来がなまじよかっただけに
これは継投がポイントになると2回ぐらいから思ってたけど、ナッツは前半
スターターでしのいで後半に強く逆転していくスタイルだから
相手の強いところに自分の一番弱いところをそのままぶつけていった采配ミスだと思うけど

アーキディだって居るのに今日の継投はめちゃくちゃだろ
戦犯ヒンチで誰も異論ないだろ

戦犯はバーおじさんに決まってんだろ
これだけ金もらってこれじゃw
話にならんよ2年で6600万ドルだろ

HOUって結局寄せ集めのならず者集団。
打線は個人プレイのブンブン丸。
先発でもまともに投げてたのはコールだけで
WSにとことん弱いバーランダー、人気球団でやりたくないとほざいてたグレインキー。こんな爆弾2つも抱えた球団がWS獲れるわけねーだろ。

グリンキーにストラスバーグほどの信用がなかったな
あいつの陰気臭い雰囲気のせいでベンチも暗くて涙目になってた

スクランブル登板のコールより必勝パターンを選択するのは当然と思うが

アストロズ黄金時代は終了

コールもグレインキーもFAでいなくなり、バーランダーもさすがにそろそろ衰えてくるはずです。恐らくはアストロズは来期以降力を失っていく気がします。といってもこの球団は首脳陣がかなり優秀です。

プレグマンやグリエルだけでなく、コールとバーランダーもアストロズにきてストレートの回転数など能力が向上しました。今や最前線のデータ野球のノウハウがある限りまた近いうちに最強軍団を作り出すことができるかもしれません。(薬物のウワサもあるようですが証拠はありません)。2019年ワールドシリーズ、アストロズもナショナルズもお疲れさまでした。

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